先週シャツ追加したよーのお話をさせていただきましたね。今日はちょっとしたシャツの種類のお話をさせていただこうかと思いまして。

襟のお話
古着屋をやっていると、たまに襟の話をする機会があるんですよ。しかもこれから暖かくなるにつれて必ずシャツは取り扱っていくし、襟の形がどうだ〜、BDだ〜、ビッグカラーだ〜などなど。せっかくHP開設できてコラムを書く機会も増えてきたし基本の『き』の二種類について話しましょうかね。
基本の『き』
先に説明しておきますが、年代による細かな襟の違いは今回は話しません。「ボタンダウン」と「レギュラーカラー」だけです。なぜかって?FUELでシャツ選ぶならこれだけ知っていたらよろしいからです。はい。

まずこれがボタンダウン。襟先に小さいボタンがついているのが特徴。ボタンダウンって、もともとイギリスのポロ競技から生まれたらしい。馬に乗って試合をしてると、風で襟がバタバタして邪魔になる。そこで、襟先をボタンで留めてみたら、「おっ、これいいじゃん!」ってなったと。つまり、最初は完全にスポーツウェアの機能として生まれたわけですね。で、それをアメリカの「ブルックス・ブラザーズ」ってブランドが取り入れて、シャツのデザインとして定着させた。そしたら1950年代のアイビールックの流行とともに、大学生たちの間で人気になって、今の「アメリカントラッド」の定番になり、現代において定着したってわけなんです。

一方これがレギュラーカラーシャツ。簡単に言えば「普通のシャツ」。ネクタイを締める前提で作られてるから、ビジネスとかフォーマルな場面ではこっちが基本。もともと19世紀くらいから、今の形に近いシャツがあったみたいだけど、時代とともにちょっとずつ変わってきたらしい。古着でもレギュラーカラーのシャツは結構あって、80~90年代のものなんかはちょっと襟が大きめだったりして、今のシャツと比べるとシルエットが違うのが面白い。レーヨンシャツなんかはほとんどレギュラーカラーだし、柄物のシャツもレギュラーカラーが多いですよね。
結局、どっちがいいの?

結局、どっちがいいかっていうと、「どう着たいか」による。古着を扱うものとしては、やっぱりアメリカのボタンダウンシャツを一枚は持っておきたいところ。でも、レギュラーカラーもシャツの基本だから、シンプルな着こなしをするなら絶対に外せない。どっちも持っておけば、その日の気分で選べるし、古着のシャツはブランドや年代でちょっとずつ違うから、気に入ったものを探すのも楽しいですよね。次の古着屋さんでのシャツ探しの際、ぜひ襟に注目してみてくださいね。